July 22, 2008
DAYSと映像編集の日々
DAYS JAPANの今月号はどうでしょうか。 私は、特にアイヌのページと原発のページに特別な思い入れを持っています。 先日編集部内部の反省会では、アイヌのページをもっと多くするべきだったのではないかという声が出ました。私は当初やりたかった日本地図の変遷ができなかったという反省があります。ビジュアルな雑誌ですから、一目瞭然というページにすべきで、それには江戸時代末期から現在までの日本国地図(日本列島地図ではありません)を掲載すべきだと思いました。それを見れば、私たちが現在日本国の地図と日本列島の地図が同じになったのは、明治時代になってしばらくしてからだということが分かるはずです。 ただこの企画でアイヌの人々の歴史年表と、世界の先住民の権利獲得闘争の歴史を並べて見せたのは、評価を受けています。 原発の記事を書いていただいたのは、元慶応大の先生ですが、読んだ人が何人も「目からうろこ」と言っていただきました。 ところでDAYSでは、自分のメールやブログで、新刊号の感想を流していただく「モニター」を募集しています。 最近のご感想を書いて、お送りください。 次の文章はミクシィの日記に書いたものです。 DVD製作で日曜も祝日もありません。一刻も早く仕上げてしまいたいと思うものの、作業中についつい欲が出て、そういえばあの写真があったはず、とか、このあと撮影中に衝突があったとか、思い出して、時間ばかりがとてつもなくかかります。 昨日からユダヤ人のアイデンティティの章に取り掛かっていますが、まだ明日もこの作業が続きそうです。当初2時間の作品にするつもりだったのに、4時間くらいになりそうです。 聖書とユダヤ人の関係、国会でのユダヤ人の定義論争、嘆きの壁の前の正統派ユダヤ教徒同士の衝突、聖書考古学の現場、オリエンタル系ユダヤ人の差別などなど、とんでもなく深い世界に入り込んでいます。 今日は思い出して、私が24歳ごろに撮った写真を何枚か挿入しました。それは国会突入デモで、ユダヤ人の若者が逮捕されている写真ですが、このデモは「ユダヤ人とは誰か」という定義をめぐるデモだったのです。裁判所の定義が内閣によって覆され、それに怒った人々がデモをしたものです。この定義で、「ユダヤ人」としての特権を剥奪される人が多く出るからでした。 イスラエルでユダヤ人とは誰かということもはっきり定まっていないということに、驚いたことを覚えています。 この章は本当にご覧になった日とは驚かれることがいっぱいだと思います。ご期待ください。 明日にはこの章のDVDを仕上げて、音声調節にまわさなければなりません。そしてすぐにパレスチナ人の消えた村々の10時間を越える章の仮構成に取り掛かります。 広河隆一... 【続きを読む】
June 28, 2008
日本の先住民
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