April 19, 2007

いくつかのお知らせ

私は今年になってから、心に刻みつけなくてはならない言葉、記憶しなくてはならない写真や映像を多く見聞きしてきました。
「戦争は犯罪である」という言葉もそうです。ごく普通の当たり前の言葉に聞こえるのですが、現在この言葉を言うのは相当勇気がいるのです。

私は今年になってから、心に刻みつけなくてはならない言葉、記憶しなくてはならない写真や映像を多く見聞きしてきました。
「戦争は犯罪である」という言葉もそうです。ごく普通の当たり前の言葉に聞こえるのですが、現在この言葉を言うのは相当勇気がいるのです。かつて普通に言えていたことが今では話すのが難しくなっています。そして「犯罪者は裁かれなくてはいけない」という言葉もそうです、「戦争は犯罪である」「犯罪者は裁かれなくてはいけない」。これを第三者的な見下ろす視線から語るのでなく、被害者と同じ目線からその言葉を発しなければならないということが大事なのではないかと思います。
戦争というのは、この数年間で拡大化し続け、巨大化し続けてきました。そういう状況の中で私たちは、知らないというわけにはいかないのです。状況が進んでいく中で、彼ら(戦争の加害者)は爆弾によって人々を殺しています。しかしわれわれは、沈黙によって人々を殺しています。知らないという弁解はもう通用しないのですが、沈黙によって自分に都合の悪いことは見ないようにしているのです。
こういう時代に、人々が「生きる権利」をまっとうするためには「知る権利」が必要になってきます。その権利を果たす雑誌が、メディアがどうしても必要になってきます。日本中のメディアが置かれている惨憺たる状況の中で、私たちは自分たちの手で、自分たちの生きる権利と知る権利を守るための雑誌が必要になっています。その必要性が続く限り、DAY JAPANをなんとかして続けていこうと思っています。
 
第三回DAYS国際フォトジャーナリズム大賞の受賞作品を展示する写真展「地球の上に生きる2007」を、新宿のコニカミノルタプラザで5月29日から6月18日まで開催します。 
世界はいよいよ混乱を極めています。私たちが守らなくてはならない生命あふれる地球の2007年の姿を確かめる為にも、皆さんにはぜひこの写真展に足を運んでいただきたいと思います(ここまでは3月5日の「DAYS JAPAN」3周年イベントで私が話したことです)。

 また現在DAYS JAPANでは、「日本がもし100人の村だったら」の写真を募集しています。写真に簡単なコメントを添えてDAYS JAPAN編集部宛にお送り下さい。どんな写真でも構いません。われわれがちゃんと見なくてはならないのは日本です。そういう姿を写し取った日本の写真を待っています。

 もうひとつお知らせです。4月21日にセシオン杉並で私のチェルノブイリ報告とナターシャ・グジーの歌と語りの集まりがあります。予約は03-5376-7898のチェルノブイリ子ども基金まで。私はこの集まりで、長く封印していた暑気のチェルノブイリのビデオ作品を見てもらうつもりです。

By 広河隆一 @ 10:22 AM | お知らせ | トラックバック (0)

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