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■ HIRO COLUMN 文:広河 隆一
ジェニン報告書
 
Posted: 8/11/2002

 【東京 11 日】

 1 ヶ月以上コラムを書けず、申し訳ありませんでした。

 この間に JVJA (日本ビジュアル・ジャーナリスト協会) を立ち上げる仕事がありました。そして 7 月 29 日の設立報告会は、240 人の会場に 340 人が入って大盛況でした。多くの人が今のジャーナリズムの実態に危機意識を高めておられることを実感しました。

 特にボランティアとして集まってくださった若者達に、私は希望を見ています。

 パレスチナの状況は悪化するばかりです。早く戻らなければと、いらいらしています。

 ところで 8 月 2 日に、国連がジェニン虐殺を否定したかのような記事が各紙に掲載されたことをご存知でしょうか。

 この記事は、あたかも被害者がいないような風潮が広がるのに役立っています。

 犠牲者の家族の顔が目に浮かびます。

 このままにしておくわけにはいかないと思い、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会の意見書を出しました。

 長いですが、見ていただければ幸いです。

 私は 16 日に、1 年ぶりのチェルノブイリに出発します。

 コウノトリたちが南に渡りを開始するのに間に合うかもしれません。数年前に、私の乗った列車に併走するかのように、真っ赤な夕焼けの中をコウノトリの群れが飛んでいたのを鮮やかに思い出します。

 でも今回のチェルノブイリの旅は、つらいものになりそうです。

 これからは、ひんぱんにコラムを書くようにします。

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