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11 月 18 日、三重県海山 (みやま) 町で原発誘致の是非を問う住民投票がありました。
結果は反対が 5,215 票 (67%)、賛成が 2,512 票 (32%)
で、圧倒的に反対が多く、海山町は原発誘致を断念しました。地元の学校の先生が、興奮して喜びの報告をしてくれました。
海山町と尾鷲の高校生たちが私の「チェルノブイリ写真展」を開催してくれたのは
1 年以上前です。原発ができることに危機感を持った人々が、熊野の山と海が出会う美しいこの地を放射能の恐怖にさらさせまいとがんばってこられました。
今年 6 月には、ナターシャ・グジーのコンサートと私の講演会が尾鷲市で開かれました。ナターシャはチェルノブイリ原発で被ばくし、現在、日本各地で救援コンサートを行っています。尾鷲は人口数万の小さな市ですが、そこで
600 人の会場が満員になりました。
私が 4 月に病気になったことを気遣って、救急の場合の体制もとっていただきました。
漁港の民宿での夕食もすばらしい海の幸づくしでした。
原発誘致側は、「チェルノブイリではほとんど死者はでていない」、「原発は航空機が突っ込んでも大丈夫」など露骨なキャンペーンを繰り返しましたが、人々の良識が勝ち、そしてこの快挙となりました。イギリスで見たポスターを思い出しました。それは豚に羽根が生えた絵で、そこには「豚は空を飛ぶ。地球は平らだ。原発は安全だ」と書かれていました。
浜岡原発の事故、ニューヨークのツインタワー崩壊などの影響が大きかったわけですが、私もナターシャも少しは役に立ったかなと思って、ほっと一息です。

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